シガーキャップトゥシューズ

ブランド：オールデン

モデル：シガーキャップトゥシューズ (製造番号: 7F)

型番：24802

色：シガー

素材：コードバン

ラスト：アバディーンラスト

サイズ： 9 1/2 D

ショップ：Alden of Washington DC

こじんまりとしたこの愛らしい姿、まさに「靴」という感じのこのスタイリングには、恐らく多くのオールデンファンがいらっしゃることと想像しますが、このモデルはAlden of Washington DCを代表するモデルの一つで、キャップトゥというと「Alden of Washington DC」という印象すらあります。

そもそもこれのブーツが欲しくてウェイティングしていた訳ですが、「シガーキャップはシューズもあるわよ」と言われて早速ウェイティングし、先日聞いた時には既に５、６人待っているという話だったので、僕の所にやって来るのは２、３年後かなと思っていました。なので、来るはずがないと安心していた矢先でしたので、不意打ち気味だったのは事実です。笑

それはさておき、アバディーンラストで作られた細身のシェイプに、フラットウェルト、クローズヒールという仕様で実に紳士的なスタイリングです。ラコタのエスプレッソキャップトゥは、色味こそシガーによく似た色合いですが、バリーラストにリバースウェルトという仕様なので、随分とカジュアルに見えます。アバディーンのこれはまったく対照的で、ネイビーのスーツには流石に合わないと思いますが、茶系などカジュアルよりなスーツであればカッコよく決まるのではないでしょうか。

このシガーも透明感が高く、ブツブツの多い透き通ったコードバンです。それにしてもシガーとは良く言ったものですね。エスプレッソはどちらかというと濃いめというか、赤みがあるというか、エスプレッソと呼ぶにふさわしい色ですが、これはシガーと呼ぶにふさわしい（笑）、茶色味の強い色合いですね。

アバディーンにフラットウェルトのスマートな仕様なのにもかかわらず、ダブルレザーソールで外羽根のそのデザインはいかにも古き良きアメリカを思わせるデザインで実にカッコ良いです。強いて言えば、ハーフサイズ上げようかと考えていた矢先でしたので、なぜもう少し早くサイズ変更しなかったのか、ということぐらいでしょうか。。。笑

カジュアルなイメージのあるキャップトゥと呼ぶか、フォーマルなイメージのあるストレートチップと呼ぶかで靴のイメージは随分変わりますが、この靴はストレートチップと呼んでも良いような気がします。本来なら内羽根なんでしょうが、アバディーンラストにキャップトゥというデザインはオシャレなビジネスマンを想像させます。オールデンはアメリカ靴なので、ぽってりとした野暮ったいデザインが多く、以外とスーツに合わせるのには向いてないんですよね。。。ですが、これはばっちり合いそうです！

シガーの色味と相まってそのシャープなスタイリングは、見ているとため息が出ます。。。笑

この時同時に届いたAF36とB+Mのプレーントゥとのスリーショット。一度に３足も届くと壮観ですね！笑